きものとの出逢い 和裁 着付けの高木俊子きもの学院
いつからでも入学でき、平日夜間・日曜も学ぶことができます。日本の伝統を学院長から直接学ぶことができるチャンスです。
お気軽にお問い合わせください  090-4596-9139 10:30-18:00

              

和裁の部
きものは定型ではありますが、着る人の身長・体重・お好み他によって寸法は各自異なります。
つまりオーダーしてこそ着くずれしない着心地抜群のきものになります。
まず、ご自分のきものを仕立てる事により、それらを理解します。反物から裁断・標付け・仕立てのプロセスを単衣、袷と学んでいただきます。
更に他人の仕立てへと進んでいきます。積極的に様々な体型や生地に出合い、プロとして一人立ちしていきます。
一反の反物から様々な体型の人のきものを仕立てる様になり、種々の要望に対応出来る様になり、その延長線上に、プロとして一人立ち出来る道が開けます。
又、正しい着つけを学んで、仕立てたきものを着用する機会も増していき、あらゆるところできものを楽しむことも可能です。
和裁のおすすめ「もっと針を持ちましょう」
和服は、一般に売られている着物一枚分を着尺(きじゃく)と言います。また、羽織やコート用の羽尺(はじゃく)、地袢地や帯地、他にも種々の布地があります。いずれの生地も並巾(なみはば)と言って両端に耳があり、そのまま仕立てます。こうすることで仕立て替えや洗い張りが可能になっているのです。つまり、一旦着物の形に仕立て、着用したものが汚れた場合はもちろん、他の人に譲る場合も、すべて解いて元の反物に縫い合わせ、洗濯をして仕立て直すことができます。服だけが衣服のすべてであった時代には、これを幾度も繰り返しました。耳をつけたまま仕立てることによって末長く着用できるのです。

高木俊子きもの学院では、導入部分として運針基礎縫いがあり、女物男物のゆかたの仕立てで入門へと進んでいただきます。一見、定形に思われている着物も、体型によって寸法や標付(へらつけ)が随所で異なります。当学院では体型に合わせた標付、着くずれしない仕立てを習うことができます。美しい振る舞いは、着くずれしない仕立て方法によるところが大きいのです。

着物を肩にかけ、袖を通した時点で、着る人に合った衣紋の位置や打合わせができているのが良い仕立てです。したがって、腰紐では布をおさえるだけで、きつく締める必要はありません。

【ごく一般的な女物単衣長着裁断図】一反 11.5〜12m(3文)
又、身長が170cm以上の場合は、一反の範囲で異なった裁断をします。
【上記の布を縫い合わせるとこのような着物になる】
・縫い替えを考慮して裁断する
着る人の身長に合わせて、小柄な方の場合には生地を縫い込んでおきます。そうすれば、大柄な人のために仕立て替えをして譲ることもできるのです。

大島紬(つむぎ)や結城紬などの高級品は、三代(約100年間)着用が可能だと言われます。その理由は、仕立てを何度も繰り返すことのできる丈夫な和服地だからです。

1、電化ゴテ  2、系  3、指ぬき  4、ものさし  5、アイロン  6、かけはり器  7、糸切りバサミ  8、裁ちバサミ  9へら  10、丸み  11、裁沈
◎初めて入学される方は教室規定のノート部分縫用布を使用してください。

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